実際に利用した際のファクタリング手数料の相場は?ファクタリング利用者が全て語ります。

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ファクタリングの仕組み、手数料は実際には何%かかる?

私はこれまでに2社間、3社間のファクタリングを利用したことがあります。その際の体験談をお話しします。

ファクタリングを利用したきっかけは、新たなビジネスモデルを開発する上で、企業の新しい資金調達が必要になりました。その手段としてファクタリングが大きく注目されていると知ったからです。

世界ではスタンダードな資金調達方法にあたるようですが、まだ日本ではそれほど普及していません。近年になって技術面や法律、環境面において、流通の土壌が整ってきたので急速に普及したようです。社会にも大きな広がりが見られ、多くの経営者から必要とされていることから、私もファクタリングを利用することを決めました。

とは言え実際にファクタリングを利用するにあたって非常に不安があったのも事実です。サービスの利用にはそれなりの手数料がかかり、まずは手数料を安くする為のポイントについてしっかりと抑えることを始めました。業者ごとに基本的な手数料が異なっていて、現金化した時の手数料は 2社間の場合には手数料が10%〜20%程度、3社間の場合にはその平均は1%〜5%程度でした。

私がまず最初に利用したものは2社間の方でしたが、手数料が高いのですが即日融資が可能であったため利用しました。その後は期間にも余裕があったので、手数料の低い3社間を利用しました。

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ファクタリング手数料はこうやって決まる!

一般的にファクタリング手数料を決める要素がいくつかあることを知りました。実際の例で言うと、私が利用したときの最安の時の手数料は2%、最高額の手数料は12%でした。手数料が決まるにあたり、まずは2者間と3者間のどちらを利用するのかが非常に大きかったです。

2社間

2社間の場合には手数料が高いのですが、一般的にファクタリング会社は債権者から売掛金を買い取ることになるものの、それを通知したり直接やり取りする事はありません。売掛先から資金繰りの点で勘ぐられない事は良いかもしれませんが、売掛金が回収できないリスクが高いため、手数料も高まるようです。

3社間

手数料を低く抑えたいのであれば、やはり3社間が良いです。売掛金を回収できないリスクが相対的に低いことから、手数料も低い傾向にあるようです。売掛先にファクタリングの利用が知られてしまうものの、回収の手間が大きく省けます。

売掛先の信用力と債権金額も影響する

その他にも売掛先の信用力や、債権金額、利用回数が大きく関わっています。

債権金額

借り入れを行う時も同じようなことがいえますが、取り扱う金額が大きくなれば、それに比例して手数料も低くなります。売掛金が大きければ利益も出やすくなるため、手数料のパーセンテージを下げても問題ないと言うことです。具体的に言うと、30万円の10%と、150万円の2%の手数料は、同じ3万円になります。そのことから一度に大きい金額をファクタリングした方が手数料は抑えられます。

売掛先の信用力・利用回数

上場企業など売掛先に信用力がある場合は手数料は大幅に抑えることができます。単純に不当たりのリスクが軽減するからです。

取引を継続して行なっていることが証明できる売掛先の債権もファクタリング会社からの信用が得られるため手数料を抑えることができます。また、同じ売掛先で継続的にファクタリングを利用すると手数料が減っていきました。

信用力と手数料も比例すると言うことです。

実際にファクタリングを利用したメリット・デメリット

私は2社間と3社間のファクタリングを利用しましたが、それによってメリットも感じればデメリットも感じました。またそのデメリットを踏まえた上で、今後利用する際に気をつけたいこともわかったのです。

まず最初に2社間を利用した上でのメリットに挙げられる事は、なんといっても売掛先の企業に売掛債権を売却したことが知られない点です。ファクタリングが知られてしまうと資金繰りが悪化していると怪しまれるリスクがありますが、その心配をする必要がありません。反対にデメリットは、十分に審査ができずファクタリング業社のリスクが高くなる点です。このことから3者間と比べると手数料が高くなります。

もう一方の3社間ファクタリングのメリットは、手数料を安く抑えられることが何よりも挙げられます。反対にデメリットは、ファクタリングを利用したことが明らかになってしまうため、企業の信用に関わるかもしれません。利用する際には3社間を選ぶ相手は、昔から長く取引をしていて、知られても取引に影響が及ばない程度に信頼関係のある会社を選ぶのが望ましいと思います。特に新規の取引先大手企業などの場合には、取引を減らされる可能性があるため、十分に注意しなければなりません。

まとめ

ファクタリングの手数料についてわかってもらえましたか。

2社間取引で最高パーセンテージが12%で、3社間取引の最安で2%でした。

そのことから大抵のファクタリング会社の公式サイトが掲げているパーセンテージと大差がないことがわかりました。

条件によってパーセンテージは変わるので、今回の記事を参考に最安のパーセンテージで利用してもらいたいです。

悪徳ファクタリング業社に注意

ファクタリング業社の中には悪徳ファクタリング業社も存在します。これは金融庁が注意喚起を促す程です。

高額な手数料でファクタリングさせたり、ファクタリングと名乗り闇金融業社が貸し付けを行なってくる被害も多発しています。ファクタリング業社を選ぶ際には必ず優良ファクタリング業社を選びましょう。

当サイトは優良ファクタリング業社しか紹介していないので、安心してご利用ください。

金融庁の「ファクタリングに関する注意喚起」はこちらからご覧ください。

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