ファクタリングのAI審査って厳しい？甘い？メリット/デメリットを解説！

AIファクタリングとは

ファクタリングには一般的に

1.  人力による審査
   
2.  AIを利用した審査

の二通りがあります。

特にAI審査は大手ファクタリング業社などが続々と導入しているため、最近話題となっています。しかしAI審査といっても通常の審査とどのような部分が違うのか、ご心配な方も多いでしょう。

AIファクタリングとは、通常人間が行わなければいけない業務をAIに代行させているファクタリングサービスです。

従来の審査では、利用者と取引先企業の与信をファクタリング会社の担当者がチェックしていたため、利用者の態度や信用力も少なからず審査に影響を与えていました。

しかしAIファクタリングの審査では、売掛先の信用情報や経営状況、売掛債権の内容などをAIが総合的に評価するAIスコアリングによって審査結果がでるようになりました。

ほとんどのファクタリング会社では、AIスコアリングの情報を人間の担当者が確認し、最終的な審査結果・手数料などを決めて利用者に通知するという流れとなっています。
また一部のファクタリング会社では、申込から審査結果決定までのすべてをAIが行うこともあります。

そこで今回はそんなファクタリングにおけるAI審査のメリット・デメリットを解説し、対応しているファクタリング会社までご紹介してきます！

AIファクタリングのメリット

AIファクタリングを利用することで、利用者にとってメリットとなる点がいくつかあります。

通常よりも低い手数料になる傾向がある

AIファクタリングを利用することで、通常よりも低い手数料でファクタリングを利用することができます。

なぜなら、AIファクタリングでは人間の力が不要だからです。

そのため単純に会社としては人件費がかからないということになります。
この浮いた人件費をファクタリング手数料という部分で顧客に還元するというケースが多くみられます。
人間が審査を行っているファクタリング会社よりも良い条件でファクタリングを利用することができるでしょう。

合わせて読む！：ファクタリング手数料相場ってどのくらい？手数料からかかる費用について徹底解説

スコアリングによる的確な審査

近年、技術の進歩によりAIによる審査はかなり正確なものとなっています。

AIは一度審査した案件を記憶するため、買取実績が豊富なファクタリング会社ほど膨大な審査データを保有しています。そんなデータから良い会社、悪い会社をスコアリングしており、その審査データをAIが判断材料として利用しているため、複雑な条件の審査であっても問題なくこなすことが可能です。

一方、人間が審査を行う場合は、担当者によって多少の違いがあります。
また、利用者と面談を行った際の好き嫌いで審査結果が変わってしまう可能性も十分に考えられます。そのため、正確性の高いAI審査は利用者にとってメリットだといえるでしょう。

審査スピードが早い

AIファクタリングの審査は、人間の審査と比べ物にならないくらいスピーディーです。

人力による審査の場合、審査結果が出るまでにどうしても一定の時間がかかってしまいます。

しかしAIの場合は「コンマ何秒」の世界で瞬時に計算処理を行いますので、最終結果が出るまでのスピードも総合的に速くなるというわけです。

このように審査スピードが早いことも利用者にとっては大きなメリットだといえるでしょう。

オンライン完結による24時間利用可能

AIファクタリングを提供しているファクタリング会社は、同時にオンラインで完結可能なサービスを提供しているため、24時間ファクタリングの申込みを行うことができます。

また、必要書類はオンライン上にアップデートする形で提出するため、わざわざファクタリング会社へ足を運んだり、郵送する手間がありません。
契約を行う際も同様にクラウドサインで済ませることが可能です。
そのため、ファクタリング会社を訪れることが難しい遠方の企業や業務が多忙な企業にとっては大きなメリットだといえます。

合わせて読む！：オンライン完結できる即日ファクタリング会社10選！個人事業主もOK！

AIファクタリングのデメリット

AIファクタリングには、様々なメリットがある一方で、デメリットも存在します。
そのため、AIファクタリングの利用をする際は、事前にデメリットについても理解しておくことが重要です。

審査基準が高く柔軟性がない

ファクタリングの審査で重要視されるのは、売掛先の信用力と債権内容です。

あくまでもAIは過去の事例を参考にして「審査を通過させても問題ない債権であるかどうか」を判断します。

AIファクタリングの審査は、機械学習・ディープラーニングの技術の向上により、人間が審査を行う場合とほぼ遜色のないところまで到達しています。
しかし審査データにない複雑な特殊な案件の場合は審査に落ちてしまう可能性があります。

また、AI審査の判断基準はデータのみという点も審査に落ちてしまう原因となってしまいます。
従来のように人間が審査を行う場合、利用者の事情や人間性が審査結果に影響をもたらすなど、審査が柔軟でした。一方、AI審査では審査データのみが判断材料となるため、利用者の状況によっては人間が審査を行う場合以上に審査に通過することが難しくなってしまう可能性もあります。

これが原因となって、人力による審査・人力審査をメインで行なっているファクタリング会社であれば売買契約成立まで持っていける案件であっても、AI審査だったために審査に通過することができなかった、というケースも存在を否定できません。

AIファクタリングを提供しているファクタリング会社が少ない

利用者だけでなくファクタリング会社にとってもメリットのあるAIファクタリングですが、AIファクタリングを提供しているファクタリング会社が少ないという現状があります。
そのため、AIファクタリングを導入しているファクタリング会社を探さなければいけません。
また、ファクタリング会社の中には大手と呼べる会社が少なく、運が悪ければ悪徳業者に出会ってしまう可能性もあります。「AI審査対応」と利用者を集め実態は人間が審査している会社もありますので注意が必要です。

AI審査に対応したおすすめファクタリング会社

paytoday（ペイトュデイ）

独自のAI審査を取り入れた即日・最安のファクタリングのpaytoday

paytodayは審査にAIを取り入れていることで知られています。

AIで半自動化が実現されているのでスピーディーかつ、柔軟な審査となっていることが特徴です。

早ければその日のうちに審査と入金が完了するため、スピード重視の方にピッタリだと言えます。

手数料は1.0%が最低であり、他のサービスと比較しても非常に安い手数料で利用できます。

オンライン対応で全国から利用できるため、審査の速さと低手数料であることを求める場合は利用してみましょう！

基本情報

AIファクタリングの利用するケース

AIファクタリングは、審査スピードが早く24時間どこからでも申込手続きを行うことができるため、様々なシーンで活用することができます。
特に書類提出時や契約時にオンライン完結を希望する企業にはおすすめです。

急ぎの資金調達を行いたいとき

AIファクタリングの審査は、通常の人間が行う審査に比べて、格段に早いため急いで資金調達を行いたい場合におすすめです。
また、書類提出や契約時のサインなどすべての取引をオンライン上で行うことができるため、ファクタリング会社へ足を運ぶ必要がありません。

一方通常の人間が行う審査では、1件にかかる審査時間が長いため、資金調達までに時間がかかってしまいます。
また、オンラインでの取引に対応していないファクタリング会社の場合は、書類提出時や契約時にファクタリング会社へ足を運ぶ必要があるため、多大な手間がかかってしまいます。
そのため、AIファクタリングは急いで資金調達を行いたいときにおすすめです。

合わせて読む！：事業資金調達6つの裏技！大公開！即日資金調達するには？

手数料を抑えたいとき

AI審査では申込から審査の可否、手数料率を決める業務をAIが行っています。
よって、ファクタリング会社の人件費を削減することができるため、通常のファクタリングよりも手数料を抑えることが可能です。
また、オンライン上で取引を完結することができるため、ファクタリング会社へ足を運ぶための人件費や交通費などのコストも抑えることができます。
そのため、AIファクタリングは手数料をはじめ様々なコストを抑えたい場合におすすめです。